フィナステリドは、男性型脱毛の抜け毛を抑制する成分として知られています。アメリカのニュージャージー州にある、メルク・アンド・カンパニー社が開発した、抗アンドロゲン薬です。フィナステリドの成分はメキシコ湾岸に自生する植物の、ノコギリヤシから抽出したエキスを化学合成したものです。
フィナステリドは男性型脱毛のテストステロンが、5αーリダクターゼと結合することでジヒドロテストステロンへと変換されることが原因とされます。フィナステリドが配合されたシャンプーは、この男性ホルモンであるテストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるのを阻害してくれます。
フィナステリドを含有するシャンプーには、アメリカのポラリス社が開発したポラリスNR-02があります。このNR-02は、はじめての薄毛対策シャンプーです。そしてフィナステリドとミノキシジルを配合した、唯一のシャンプーでもあります。
ミノキシジルは外用薬として発毛効果が期待できる成分で、頭皮の血行を良くしアデノシンという成分を分泌させます。このアデノシンが分泌されると、毛乳頭細胞からタンパク質の成長因子を作り出し、新しい血管を作ったりキズ付いた血管の修復をして、ヘアサイクルを元に戻し安くしていきます。

洗い方としては、ゴシゴシ力を込めて洗いがちですが、正しい洗い方は少量を手に取り、泡立てます。これを髪と頭皮に付けて、優しくマッサージするように洗います。頭をすすぐときも、泡が無くなったら終わりではなく、丁寧にシャンプーの成分が残らないように流してください。
フィナステリドを含むシャンプーは、男性にとって理想的なシャンプーと思えますが効果が期待できる分、副作用もあります。国内臨床試験では1mgのフィナステリドの使用で胃部の不快感・性欲の減退・勃起機能障害などがあげられます。それでも、副作用は極めて少ないとされており、使用上の注意を守っていれば必要以上の心配は要らないようです。

自分に合ったシャンプー選びが大切!

髪と頭皮を清潔に保つ為に、シャンプーは重要な存在です。ですが、清潔であることと、洗浄力が強いシャンプーで洗う事はイコールとはなりません。また、香りやイメージでシャンプーを選んで仕舞うと、様々な弊害が起こる危険があります。自分に合ったシャンプー選びとは、どんなことに気をつけるべきでしょう。
髪と頭皮を健康にするには、弱酸性のシャンプーを使うことが良いとされています。これは頭皮も弱酸性であるので、頭皮に掛かる負担を減らすことができます。石油系の合成界面活性剤の入ったものは、頭皮を傷める可能性があります。洗浄力が非常に強いので、頭皮に必要である皮脂までも洗い流してしまいます。そうなると皮脂は過剰に分泌されることになり、かえってベトベトした頭皮になってしまいます。
薄毛の原因がいかにもスカルプケアにあると宣伝している部分もあり、洗浄力が強くてシリコンが入ったシャンプーを選ばれる方もあるでしょう。ですが、シリコンの役割は髪の指通りや櫛通りを良くするもので、洗浄力が強いものほど髪の軋みが現れるためコーティングする必要があるのです。ですから、洗浄力が強くないものであれば、ノンシリコンでも大丈夫ということです。また、ノンシリコンのシャンプーでも、天然成分である馬油を配合している場合もあります。

髪や頭皮に良いシャンプーにはアミノ酸系で、無添加のものが良いとされます。さらに、天然の植物エキスが配合されていることで、髪と頭皮に優しい洗浄剤となります。スカルプケアにもアミノ酸系が有効であり、薄毛にならないために大切な事は、洗い過ぎてはいけないのです。そして、ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naなどの成分が無添加であることも確認してください。これらの成分は、頭皮をキズ付けてしまいます。